様々な自治体や地域で販売されていたグルメプレミアム食事券を紹介します。

Go To Eat(GoToイート)は農林水産省が企画し、全国33府県35件の事業者から提供された国が主導するグルメプレミアム食事券です。
オンライン予約サイトから事前予約することが条件で、登録事業者で使えるグルメプレミアム食事券12,500円分を1セット1万円で販売しています。
発売時期と有効期限は都道府県などの事業者ごとによって異なります。

25％のプレミアムがありますが、ランチの時間帯でポイント付与上限が500円。
15時以降のディナーでポイント付与上限1,000円のルールがあり、繰り返し複数の飲食店で外食することを促す狙いがあります。

令和4年8～12月が利用期限だった｢とくしまグルメプレミアム食事券｣は、脅威のプレミアム50％で話題になりました。
500円×15枚で計7,500円分のグルメプレミアム食事券の販売価格は1セット5,000円です。
脅威的なプレミアム(還元率)で販売されることもあるので、地域で使えるグルメプレミアム商品券の情報は小まめにチェックしておきましょう。

商工会が発行したグルメプレミアム食事券の代表的な事例です。
浜松市北区を中心に商工会議所の会員事業所約60店舗で利用できるグルメ券(6,000円分が5,000円)を1,600セット販売しました。
グルメプレミアム食事券は、国や自治体以外の発行元でも20％以上のプレミアムが付くケースがあります。

全国で初めて独自のQRコード決済を使ったグルメプレミアム食事券です。
プレミアム率は脅威の66％で、3,000円で5,000円分の食事券を買えます。
加盟店は厚木市内に300店舗(2021年12月29日時点)もあり、1円単位で使える利便性が話題になりました。

その後は独自の電子決済型デジタル食事券を導入する自治体が全国で続々と登場しています。

熊本県玉名郡の和水町(なごみまち)は、商工会議所が発行元になる和水町プレミアム付商品券｢なごみん｣を販売しています。
第2弾では1セット6,500円分を5,000円で販売する商品券と、1セット6,000円分を4,000円で販売する食事券の2種類を同時発売しました。

このようにプレミアム商品券とグルメプレミアム食事券を分けて同時販売するケースも珍しくありません。

グルメ食事券に限定したものではないですが、神奈川県は独自のプレミアム付き電子マネー｢神奈川Pay｣を用意しています。
LINE Payや楽天Payなど提携している電子決済サービスに事前チャージして、対象の登録店で神奈川Pay払いをすると10％or20％のポイントが還元される仕組みです。
還元率は事業者の規模で決まり、飲食店の多くは20％還元の対象になります。
令和5年から始まった第3弾の付与上限は3万ポイントで、20％還元の飲食店だけ利用した場合は15万円分の神奈川Pay払いをすると3万円分のポイント還元を受けられます。